自己流でなかなかSNSの運用がうまく行かない人に！　『SNS時代の顧客コミュニケーション成功術』で学ぶSNS上のコミュニケーションとは

2024年9月17日

企業にとってSNS運用が重要になっている中で、効果的にSNSを用いて顧客とコミュニケーションをとり、お金をかけずに数字を上げるには、どうすれば良いでしょう？
それに答えるのが、マイナビ出版から2024年8月に刊行された『SNS時代の顧客コミュニケーション成功術』（田中千晶・著）です。

本書では、各種SNS（X（Twitter）、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、LINE）の特徴を活かした運用方法から、SNSの炎上対策まで、企業がSNSを用いて顧客とやり取りをしていく際に重要な情報を網羅的にまとめています。
どのような投稿をすればよいのか、企業アカウントが投稿を続けていくためにはどのように運用していけばよいのかなど、SNS担当者が知りたい情報が満載です。

SNS時代の顧客コミュニケーション成功術

定価（紙／電子）：2,739円（税込）
A5判、カラー
ISBN：978-4-8399-8551-6
発売日：2024年08月28日

Amazon

マイナビBOOKS

著者プロフィール

田中千晶（たなか　ちあき）

株式会社BESW 代表取締役。
2009年、大学在学中に会社を設立し、1年半で大手企業、中小企業50社と取引をする。
Webプロモーション支援を得意とし、特にSNS活用支援で多くの実績をもつ。2012年から全国各地でセミナーを精力的に実施。シリコンバレーのFacebook本社やX本社へ毎年出向いて直接SNSの最先端情報を仕入れてきている。KADOKAWA、マイナビ出版、技術評論社、翔泳社、インプレスでマーケティング支援の書籍を6冊出版。連載も7社で行う。自身のラジオ番組、パーソナリティとしても活動し、SNSの最新情報を届けている。

著者まえがき

本書は、これからSNSを始める人、既にSNSを運用しているが自己流でなかなか上手く数字が伸びていない人、SNSはコミュニケーションが大事！とよく言われるけど、実際のやり方が分からない人など、大企業・中小企業・個人問わずすべての人が活用できる「SNS教科書本」です。
累計11,000人及び600社以上の企業にSNSの指導を行ってきたノウハウを盛大に詰め込みました。X、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、LINEの主要SNSメディアサービスをすべて網羅していますので、まだSNS運用を始めていない方で、自社に合うSNS媒体を知りたい方にもぜひ読んでいただきたい書籍となっています。

既に、SNSの運用本やSNSコミュニケーションに焦点が当てられた書籍はいくつも存在しますが、有名企業の事例紹介や、一般論など、汎用性が高い内容が少ないように感じられます。本書籍では、メインのSNSコミュニケーションを始め、SNS運用における戦略策定からコンテンツ企画、数値分析、炎上対策まですべての工程を網羅し、数字が伸びる本質的な運用方法を支援したお客様の事例を交えながら具体的に説明しています。

ぜひこの1冊が皆様のお力になれば幸いです。

本書目次

第１章　企業と顧客間のSNSコミュニケーションとは

SNSコミュニケーションってそもそも何？～SNSコミュニケーションの重要性～
ハードル別！SNSコミュニケーションの種類
ユーザーとの関係を築き上げるSNSコミュニケーション方法とは！？頻度はどのくらい？

第２章　ファンを生み出すコンテンツ企画の考え方

まずは3C分析から！SNS運用における戦略策定の重要性と考え方
現状分析からのKPI設定の重要性と立て方のコツ
ユーザーに刺さるコンテンツ企画の考え方　～素直な心を持つことが大事！？～
数字を伸ばす分析方法

第３章　継続の重要性

継続しないと始まらない！継続力の重要性
継続するための秘訣

第４章　SNS炎上リスクと対策

そもそも炎上って何？SNS炎上の仕組み
SNSコミュニケーションは炎上と隣り合わせ！？気をつけるべきポイント
炎上を起こさないための事前対策
もしも炎上が起こってしまった場合の取るべき行動

編集担当者による本書のポイント、魅力

本書の企画が始まったのは、著者の田中さんと担当編集とで雑談しているときに、「SNSって始めるのは簡単だけど、続けるのって難しい」という話題になったからでした。
「SNSを発信用のツールと捉える人は多いけれども、実際にはお客様とのコミュニケーションのためのツールと使う方が分かりやすいし、続けやすいですよ」
では、それを1冊にまとめてみませんか？ということで、構成案作りが走り始めたのでした。

目次を見ていただければ分かるように、本書では最初にSNSを企業とお客様とのコミュニケーションの場として捉え直すところから解説を始めます。SNSサービスによっても、ユーザー特性もサービスの特徴も違います。
それらを整理することで、改めて、読者の方がどのサービスをどのように使っていくと効果的なのかを把握できるようになっています。

第２章でコンテンツ企画の考え方を解説します。「SNSでの顧客運用における戦略策定」というとものものしいですが、現状を分析した上で、適切にKPIを設定し、それに基づいてコンテンツ企画を考えていく。
図解も豊富に使って解説していますので、ぜひ本書を読みながら、読者の方も自社の戦略を策定してみてください。

第3章は、継続の重要性、ということで、そもそもの企画の発端となった箇所でもあります。無理なく、無駄なく、続けていくにはどうしたらいいか？ この章では、悩み別に継続の秘訣を教えています。

最終章では、SNSの炎上を取り上げます。ニュースや話題になることも多いですよね。SNSを運用していくからには知っておきたいということで、この章で、事前対策から起きてしまったときの対応まで、解説します。

著者の豊富なSNS活用支援実績を基に書かれた本書は、説得力と、読む人を納得させる力、そして「自社でも取り組めそう」という勇気を与えてくれると思います。
ぜひ本書を活用して、読者のみなさんそれぞれのお客様と、素晴らしいSNSコミュニケーションを築いてください。

SNS時代の顧客コミュニケーション成功術