Wixのオートメーション新機能「実行ログ」が登場! トリガーメールの送信状況や開始時間などを素早く確認できるように

無料のホームページ作成ツール「Wix」に、オートメーションの新機能「実行ログ」が追加され、トリガーメールの詳しい送信状況を確認できるようになりました。

実行ログを確認すると、オートメーションの動作に関する詳細なインサイトを得ることが可能。オートメーションがトリガーされるたびに、実行ログには各実行のステータス、パフォーマンス、実行中に問題があったかどうかなどの重要な情報が表示されます。

これにより、オートメーションの成功を監視したり、潜在的な問題を特定したり、ワークフローがスムーズに実行されるようにしたりすることができます。たとえば、顧客が確認メールが送信されていないと報告した場合、すばやくログを確認して、オートメーションが正常に実行されたかどうかを確認することができます。

目次

オートメーションの実行ログの確認

実行ログには、「アクティビティ」セクション下の概要パネルからアクセスできます。オートメーションビルダーにリダイレクトされ、実行ログリストのパネルが表示されます。ここでは、異なる実行間を移動して、詳細を確認することができます。

  1. サイトダッシュボードの「オートメーション」にアクセスします。
  2. 該当するオートメーションにマウスオーバーし、「概要を表示」をクリックします。
  3. 「アクティビティ」セクションで「実行ログを表示」をクリックします。

実行ログの主な機能とメリット

実行ログでは、ステータス、開始時間、所要時間など、各オートメーションの実行の詳細な記録を確認できます。これにより、パフォーマンスを監視し、問題をすばやく特定することができます。また、オートメーションの編集や変更がその動作にどのように影響するかを理解するのにも役立ち、すべてをスムーズかつ効率的に実行することができます。

実行ログには、これらのメリットに加えて、オートメーションの追跡と管理に役立つ以下の機能を備えています:

  • 詳細な記録:各実行にはステータス(例:進行中、終了済みなど)、所要時間、完了時間などの情報が含まれます。これは、オートメーションが正常に実行されているかどうかを測定するのに役立ちます。
  • 公開日別にバージョンを追跡:実行ログは、オートメーションが最後に公開された日時で並べ替えられます。オートメーションを編集して再公開するたびに、更新されたバージョンがログに反映されるため、オートメーションの結果に影響を与えた可能性のある変更を簡単に特定することができます。
  • エラーインサイト:「問題が発生して終了しました」や「失敗」などのステータスは、何かが正常に動作しない場合に明確な指標を提供します。問題の発生原因が内部の技術的なエラーである場合もありますが、オートメーションの設定が原因で発生する場合もあります。

ヒント:
完了した実行のログは 30日間、継続中の実行のログは最大 1年間保存されます。これにより、オートメーションのアクティビティ履歴を確認して分析するための十分な時間を確保ことができます。

ステータスについて

各オートメーションの実行では、進捗状況とアクションに関する情報が提供されます。これらのステータスを把握することで、オートメーションの実行をフォローアップしたり、問題に迅速に対応したりすることができます。

実行ステータス

実行ステータスは、各オートメーションの実行方法、進捗状況、潜在的な問題を説明するのに役立ちます:

  • 進行中:実行は現在実行中です。
  • 終了済み:実行内のすべてのアクションが完了しました。
  • 問題が発生して終了しました:実行は完了しましたが、1つ以上のアクションが失敗しました。
  • 失敗:技術的な問題のため、実行できませんでした。これは、アクションが実行されなかったことを意味します。
  • キャンセル済み:進行中の実行が停止されました(例:オートメーションが無効にされた)。

ステップステータス

オートメーション内の個々のステップには、結果を示す独自のステータスがあります:

  • 完了:ステップが完了しました。
  • 進行中:ステップは現在実行中です。
  • 失敗:技術的な問題のため、ステップを実行できませんでした。
  • キャンセル済み:実行が停止されたため、ステップは実行されませんでした。

よくある質問

Q. 「失敗」した実行やアクションを修正するにはどうすればよいですか?

実行やアクションの失敗は、通常、技術的な問題が原因で発生します。暫く時間を置くと解決する場合があります。

繰り返し失敗する場合は、オートメーションを編集して、すべて正常に設定されていることを確認してください。オートメーションを編集した後でも、実行やアクションが失敗する場合は、対応する実行 ID を含めてカスタマーケアまでお問い合わせください。

Q. 実行ログはどのくらいの期間保存されますか?

ログが保存される期間は、オートメーションの期間とステータスによって異なります。

進行中の実行のログは、最大 1年間保存されます。実行が完了したら(例:「終了済み」、「問題が発生して終了しました」、「失敗」、「キャンセル」)、ログはさらに 30日間保存されます

実行が 1年以上行われている場合、ログは 1年後に削除されます。ただし、実行自体は技術的には正常に実行されます。

Q. 実行ステータスが「終了済み」となっている場合、すべてのアクションが正常に実行されたことを意味しますか?

いいえ。「終了済み」ステータスは、すべてのアクションが処理されたことを意味しますが、配信を保証するものではありません。

たとえば、「メールを送信」アクションを含むオートメーションで「終了済み」ステータスとなっている場合は、メールが送信されたことを意味しますが、メールが配信されたかどうかは確認できません。メールが不達となり、特定の受信者に到達していない可能性があります。

Q. 特定の実行ログが見つからないのはなぜですか?

ログが表示されない場合、次の理由が考えられます:
・実行は 30日以上前に完了し、すでにログが削除されています。
・実行が 1年間以上行われ、1年間の保管上限に達しています。
・実行が 2025年4月1日より前にトリガーされた(この日付またはこの日付後にトリガーされた実行のみログに記録されます)。

Q. 実行の現在のステータスがどのくらいの期間続いているかを確認することはできますか?

はい。各ログには、ステータスが最後に変更された正確な日時を示す「ステータス更新日時」のタイムスタンプが含まれます。

Q. 進行中の実行は 1年以上経過しているため、リストには表示されていません。アクションは引き続き実行されますか?

はい、実行が実行ログに表示されなくなっても、技術的には正常に実行されます。

文/編集部、写真提供/Wix.com Japan株式会社
※本記事はWix.com Japanの公式ヘルプページをもとに作成しています。

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