IBM Plexのセリフ体「IBM Plex Serif」がバリアブルフォント対応。1ファイルで8ウェイトをカバー

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「IBM Plex Serif」バリアブルフォント版。ウェイトを100〜700の範囲で連続的に指定できます

米IBMは2月12日(日本時間)、オープンソースのフォントファミリー「IBM Plex」のセリフ体「IBM Plex Serif」をバリアブル(可変)フォント化しました。GitHubのプロジェクトページから無償でダウンロードできます。

「IBM Plex」はIBMが自社ブランドのために開発したコーポレート書体ファミリーで、サンセリフ体・セリフ体・等幅体などで構成されています。ライセンスは「SIL Open Font License 1.1」で、個人・商用を問わず無償で利用でき、Webフォントとしての埋め込みや、派生フォントの開発も認められています。

バリアブルフォントとは、ウェイト(太さ)などのパラメーターを1つのフォントファイル内で連続的に変化させられる形式です。通常、Thin・Light・Regularなど複数のウェイトを使う場合はそれぞれ別のフォントファイルが必要になりますが、バリアブルフォントなら1ファイルで対応できるため、Webでの利用時にHTTPリクエスト数やファイルの総容量を抑えられるメリットがあります。

今回のバリアブルフォント版では、Weight axisを100から700の範囲で指定でき、Thin・ExtraLight・Light・Regular・Text・Medium・SemiBold・Boldの8種類のインスタンスが定義済みです。イタリック体版も同梱されており、TrueType・WOFF・WOFF2の各形式が提供されます。ただし、日本語グリフは含まれていません。なお、同ファミリーのサンセリフ体「IBM Plex Sans」はすでにバリアブルフォント対応済みです。

Editor’s Eye

IBM Plexは開発者コミュニティでの認知が高く、等幅体「IBM Plex Mono」はコーディング用フォントとしても人気があります。今回のセリフ体バリアブル対応で、欧文組版の選択肢として本文・見出しを含む幅広い用途で使いやすくなりました。

文:小平淳一

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