ルーカスも絶賛！ スター・ウォーズが現実世界に入り込んだ写真作品が日本初上陸

全世界に熱狂的ファンを持つ「スター・ウォーズ」の最新作が公開されたこの時期に、フランス人写真家、セドリック・デルソー日本初の写真展が開催されている。霧の中を徘徊するAT-AT、荒涼とした都市の中を疾走するスピーダーバイク、ドバイの建設現場に着陸したミレニアム・ファルコン‥‥。一見、ジョージ・ルーカスが生みだしたキャラクターが現実世界に入り込んだかのような感覚に陥るデルソーの「DARK LENS」シリーズ。廃墟あるいは開発途中の地（パリ郊外にある廃れた一角や、建設工事が進むドバイのいまだ人間味も生活感もない魂の抜けた場所など）を選び、もはや私たちの文化の一部となり、たとえ映画を見たことがなくとも、それが何者なのかを言い当てることができるほどに広く認知されているSFヒーローたちをそこに出現させる。本展ではDARK LENSシリーズと映像作品が展示されるほか、本シリーズを収めた写真集も販売。ぜひ映画と合わせてスター・ウォーズの世界を堪能したい。

●会期：2016年2月11日（木）まで／時間：11:30～21:00／入場料無料／会場：ディーゼルアートギャラリー（東京・渋谷）