中小企業に愛されるCMS「A-BiSU」
「新たな人材は雇えない、予算もない」と諦めていた、中小企業や個人事業主などのニーズを徹底的に拾い上げて、ユニソンプラネットは「A-BiSU(エビス)」を開発した。ここでは、中小企業のWeb担当者がつい導入したくなる、「現場が喜ぶCMS」の特徴について迫ってみる。
Photo:五味茂雄(STRO!ROBO)
現場のニーズを徹底検証し、自社開発したAI搭載型CMS!
大阪のあべのハルカスに本社を置き、東京にも支店を構えるユニソンプラネットが開発した「A-BiSU」は、中小企業をはじめ個人事業主にまでも対応したCMS。製品担当者の宮本慶太さんは、特徴としてターゲットファーストの徹底を挙げる。
「組織規模の小さな事業者や個人事業主ほど本業が忙しく、一人ひとりの業務ウェイトが大きいです。Webに力を入れたいけれど、予算は限られているし、人手が割けない厳しい状況だったりします。みなさんの“できない”“諦めた”といった声を少なくしたい、という設計思想に基づき開発したのがA-BiSUです。Webリテラシーが高くない人でも直感的に操作できて更新しやすくし、ビジネス貢献できるCMSになることを目指しました」
ユニソンプラネットは、以前からWebリテラシーに不安のあるユーザーを念頭に置いたCMS「AKAMON(あかもん)」の販売実績で定評があった。そこで、AKAMONを通じて得た知見に、中小企業などのWeb担当者が現場で悩み困っている操作性(UX)や、「こうあってほしい」と望む要素について、宮本さんを中心に徹底して調査し研究を重ねた結果、「Webサイトを見たままの状態で編集できる」というAKAMONの特徴を継承しながら、さらにマーケティングツールとして活用できるCMSとして、AIなどを搭載する「A-BiSU」が開発された(01)。
「A-BiSUであれば、社内にWeb技術のエキスパートがいなくても質の高いサイト構築ができますし、UX重視のマーケティング機能を搭載して、ビジネス貢献しやすい仕組みにしました。肝は使いやすさ。ユーザーが使いこなせるように、全機能は徹底して使いやすさを追求しています」
[01]中小企業向けに徹した「A-BiSU」の特徴
「見たまま」での編集が可能!マーケティングツールも一括搭載
「A-BiSU」は「使いこなせること」に主眼を置くため、これまでCMSを導入してこなかった新規案件の需要が高いが、秀逸な機能性と操作性に惹かれて、他のCMSからの乗り換え案件にも数々対応している。中でも乗り換え案件で喜ばれているのが、既存サイトの取り込み機能である(02)。
「導入中のCMSが使いづらい、更新が滞るから他に変えたい、というユーザーの乗り換えニーズは根強いのですが、“デザイン自体は気に入っている”“思い入れがある見た目を変えたくない”という悩みを同時に持つユーザーも多いです。そうした声に応えるために“取り込み機能”を搭載しました。URLを指定すれば、URL元のサイトにA-BiSUを搭載できて、複層されたサイト構造やリンクもそのまま置き換えられます。現状のCMS“だけ”に不満があるなら、サイトの見た目を変えず短期間で導入できる取り込み機能をご利用ください」
マーケティング機能にAIを搭載したのも、一部のエキスパートだけでなく誰でも高性能システムを“使いこなせる”ことを実現したかったからだ、と強調する。
「エンドユーザーの行動履歴を分析したレコメンド機能も、 AIベースを含む4種類の機能を用意して、ページの特性に合わせて選べるようにしました。選ぶ根拠に使ってほしいアクセス解析も、分析のしやすさを重視した機能を搭載しています(03)」
SEOが気になるユーザーは文章補助機能を使えば、A-BiSUの独自アルゴリズムによってキーワードを提案してくれる(04)。Webの専任担当者を置けず、Web以外に兼務する業務が膨大という悩みを抱える事業者ほど、多機能な使いこなしが実現できるA-BiSUが、事業のデジタル化推進の一翼を担ってくれるはずだ。
[02]既存サイトも簡単に取り込めるCMS
[03]アクセス解析も可能
[04]文章補助機能で成果を引き出す文章作成!
「AKAMON」とは?
Webサイトを「見たまま」の状態で編集できることを最優先に開発。低予算での導入にも対応しやすいCMSだ。
企画協力:株式会社ユニソンプラネット https://unison-planet.jp/top_abisu