オールラウンドなCMS「Web Meister」に生成AI機能を追加

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Webサイト運用でよくある課題を解消するCMS

Web運営プラットフォームの制作・開発・運用・コンサルティングなどを手掛けるサイズの看板サービスが、CMS「Web Meister(ウェブマイスター)」です。Webサイト運用でよくある課題を解消できる機能性や使い勝手のよさから、大学や大企業を中心に導入されています。その特徴を、同社代表の糟谷博陸さんとシステムエンジニアの山崎昇さんはこう話します。

「管理画面ではWYSIWYGエディター(Web公開時の画面がそのまま表現される)、ブロックエディター(コンテンツをブロック単位で管理できる)、リッチテキストエディター(HTMLを知らなくてもツールボタンで細かな編集が可能)の3種のエディターを使用しているため、Webサイトに詳しくない人でも更新・運用しやすい仕組みとなっています。また、導入時にきちんとコンサルティングを行い、設計・構造の整理をすることで、利用者自身の手で運用しやすくしています」(糟谷さん)

「Web Meisterは静的CMSのため、ページ数を問わず表示が高速で、アクセスが集中しても落ちない点も特徴です。WebサーバとCMSサーバを分離し、そこからWebサーバへとHTMLファイルや画像の素材ファイルなどを配信する仕組みとなっているため、Webサーバ上に配置するタイプのCMSと比べてセキュリティレベルが高くなっています」(山崎さん)

こうした特徴が支持され、更新担当者によってレイアウトのバラつきや崩れが発生してしまったり、IT部門でしか更新できずスピーディな運用ができなかったり、イベント時にアクセスが集中してWebサイトが落ちてしまったりという課題を持つ企業からの乗り換えも多いとのこと。導入後は課題が解消されWebサイト運用が円滑になることから、更新量が増える傾向にあります。しかし、利用者から使い方に対する問い合わせがほとんどなく、使いやすさの面で高い評価を得ています。

AIの活用でさらに生産性の高い運用を実現

先述した特徴以外にも、レスポンシブやSEO、多言語対応、管理画面内での画像加工機能、アクセシビリティチェックツールなど多くの機能を備えるWeb Meister。最近では生成AI機能が搭載され、さらに便利になりました。

「画像のキャプションやaltタグ(代替テキスト)、コンテンツの見出しやtitle(Webブラウザに表示されるタイトル)、meta description(Webサイトの概要)、meta keywords(ページ内容を検索サイトに伝えるためのキーワード)などがAIで自動生成できるようになりました。テキストの校閲機能も加わり、誤字・脱字、文法、内容の正確性、読みやすさを確認・修正することができます。また、Web MeisterのマニュアルページにもAIを搭載。機能名などが曖昧な質問でもAIが意図を汲み取って回答をリストアップしてくれるようになり、もともと少ない使用方法のお問い合わせがさらに減りました」(糟谷さん)

「AIによる自動生成をGoogle検索で評価されやすいものにしたり、Webサイトごとに企業情報など固有の学習データを用意するといった工夫も施しています。ほかにも、例えば『沿革』と入力するだけでWebサイト内にある関連情報をもとに沿革ページが自動生成されるような、コンテンツ自体を生成する機能も開発中です。我々はAIをはじめとする技術をCMSにどのように活用できるか日々研究・開発を重ね、常にサービスの向上に取り組んでいます」(山崎さん)

生成AI機能の追加により、利用者からは「さらに運用しやすくなった」との声が多く届いたといいます。Web Meisterは利用継続率がとても高いのも特徴ですが、それはWebサイト運用の「少し不便なところ」を次々と解消してくれるからでしょう。これにより、利用企業はWebサイトを本来のビジネス活用に集中できる環境が整います。

キャプションやaltをAIで自動生成しアクセシビリティを向上


Web Meisterの生成AI機能では、画像のキャプションとaltタグ(代替テキスト)を自動生成できます。アクセシビリティに対応したテンプレートを使用していても、すべての画像にaltタグを記入するのは手間がかかることから、高いアクセシビリティを維持できていないWebサイトは多くあります。Web MeisterではWebサイトごとに企業情報などの学習データを作成するので、キャプションやaltタグがより最適化された内容で生成されます。

画像を見ることができる人に向けたキャプションと、視覚に障がいのある方など、画像が見られない方のために内容を説明するaltタグがそれぞれAIで自動生成されます

AIでタイトル・見出しの自動生成とテキスト校正を行い、SEOを強化する


Web Meisterの生成AI機能では、Webブラウザのウインドウやタブに表示されるタイトル(titleタグ)や、本文の見出し(hタグ)も自動生成できます。前者はAIにGoogle検索で評価されやすいものを生成するよう指示しており、後者は人間が見やすく長くなりすぎない端的な見出しが生成されます。また、本文テキストの誤字・脱字などもAIで校正して正確性を高められ、これらによってSEOの向上が期待できます。

AIによって検索エンジンに評価されやすいタイトル、端的な見出しを自動生成し、加えて原稿を校正することでSEOの向上が期待できます

Text:平田順子 Photo:山田秀隆 企画協力:株式会社サイズ
※本記事は株式会社サイズとのタイアップです。

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