
WordPressに緊急の脆弱性「wp2shell」、悪用確認で更新を
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情報処理推進機構(IPA)は7月22日、CMS「WordPress」に遠隔から任意のコードを実行される深刻な脆弱性が確認されたとして、注意を呼びかけました。
この脆弱性は「wp2shell」と呼ばれ、2件の脆弱性を組み合わせることで、WordPressにログインすることなくサーバ上で任意のコードを実行できる恐れがあります。対象はWordPress 6.9.0~6.9.4および7.0.0~7.0.1で、海外のセキュリティ機関によると、7月20日前後から実際の悪用も確認されています。
WordPress開発チームは、IPAの注意喚起に先立つ7月17日に修正版となる「WordPress 7.0.2」と「6.9.5」を公開しています。あわせて6.8系向けにもSQLインジェクション対策を含む「6.8.6」を提供しました。深刻度が高いため自動更新が強制的に有効化されていますが、IPAは更新状況を確認し、未適用の場合は速やかな手動更新を呼びかけています。
Editor’s Eye
WordPressではプラグインの脆弱性が注目されがちですが、今回はCMS本体の問題です。自動更新に任せきりにせず、管理画面でバージョンを定期的に確認する運用を徹底したいところです。
文:小平淳一