【知らなきゃ損するNotion AI実践テク】Vol.5|ページ内に「AIブロック」を設置して要点を整理する

Web制作に携わる方の中には、日常的に「Notion」を活用している人も多いでしょう。本連載では、NotionのAI機能「Notion AI」を制作現場でより効果的に使いこなすための実践的な活用術を紹介していきます。
今回のテーマは「AIブロック」です。Notion AIをAIブロックとしてページ内に埋め込み、ページの要点整理などを自動化しましょう。
チーム共有ページにこそ「AIブロック」を!
Notionで仕様書や指示書、企画書、議事録、マニュアルなどのページを作成すると、ドキュメントが長くなるほど「このページ、何が書いてあるんだっけ?」と内容を素早く把握したくなる場面があります。特にチームで共有しているページでは、すべてを読み込む前に、まず要点だけを知りたいというニーズも多いでしょう。
そんなときに便利なのが、「AIブロック」です。これは、Notion AIがあらかじめ設定した指示(プロンプト)をもとにページ内容を自動で分析し、要約や整理を行ってくれる機能です。使い方は非常に簡単で、AIブロックを挿入したい箇所で「/ai」と入力し、[AIブロック]を選択。ページ内にAIブロックが挿入されたら、実行させたい指示文を入力します。
たとえば、仕様書のページであれば「このページの目的・前提条件・機能一覧・未確定事項を箇条書きでまとめて」といった具合です。そして[完了]ボタンを押して確定したあと、AIブロック内の[生成]ボタンをクリックすれば、Notion AIがページ内容を解析し、指示文に応じたアウトプットを自動生成してくれます。
“AIレビュアー”のような使い方も
AIブロックに設定する指示文はあとから自由に編集できますし、ページ内容が更新された場合も[生成]ボタンを押せば最新情報を元に結果を再生成できます。長文のページの上部に設置しておけば、ページを読み込まなくとも素早くページの内容を把握することが可能です。
また、AIブロックのメリットは、単なる要点抽出にとどまりません。たとえば「この仕様のリスクを挙げて」「抜け漏れがないかチェックして」「改善提案を3つ出して」といったように指示文を自由に設定することで、ページ内に“AIレビュアー”を常駐させるような使い方も可能です。
さらに、AIブロックはページテンプレートと組み合わせることで、より効果を発揮します。たとえば「仕様書テンプレート」や「議事録テンプレート」にあらかじめAIブロックを組み込んでおけば、新規ページ作成と同時に活用できます。チーム全体でフォーマットを統一しながら、情報の質も底上げできるでしょう。ドキュメントを「書くだけ」で終わらせず、「読む・整理する・改善する」まで自動化したい人は、ぜひ活用してみてください。


文:水川歩
