
【知らなきゃ損するNotion AI実践テク】Vol.6|データベースの「AI自動入力」で要約・タグ付けを自動化する

Web制作に携わる方の中には、日常的に「Notion」を活用している人も多いでしょう。本連載では、NotionのAI機能「Notion AI」を制作現場でより効果的に使いこなすための実践的な活用術を紹介していきます。
今回のテーマは「AI自動入力」です。データベースにAIを組み込み、要約やタグ付けなどの入力作業を自動化しましょう。
目次
自動で要約、翻訳、抽出してプロパティに入力
Notionでデータベースを作成し、議事録やタスク、プロジェクトの管理などに活用している人は多いでしょう。情報をページとして保存するだけでなく、構造化して整理できる点が、Notionの大きな特長です。
Notionのデータベースでは、情報を整理・分類するために「プロパティ」という仕組みを使います。プロパティとは、データベースの列(カラム)に設定する属性情報のこと。自由に文章を入力できる「テキスト」、数量や金額を扱える「数値」、締め切り管理に使える「日付」、あらかじめ用意した選択肢から選ぶ「マルチセレクト」、完了状況を示す「チェックボックス」などさまざまなプロパティが用意されており、これらを適切に設定することで、データを期限順に並べ替えたり、特定の条件で絞り込んだりといった操作が簡単に行えるようになります。
さらに、プロパティの中には「AI自動入力」機能を利用できるものがあります。AI自動入力とは、データベースに登録された内容をAIが読み取り、その内容に応じた情報を自動で生成し、データベース内に入力してくれる機能です。人が手作業で行っていた要約や分類、タグ付けなどを、AIが代わりに担ってくれます。
手動入力が減って作業が大幅に効率化
たとえば「テキスト」プロパティでAI自動入力を設定すると、ページ内のテキスト情報を基に要約や翻訳、重要情報の抽出、カスタムプロンプトに基づいた出力を行えます。議事録のデータベースであれば、各議事録の内容を要約させたり、指定言語に翻訳させたりするといった使い方が可能です。AI自動入力には「ページ編集時に自動更新」というオプションがあり、これを有効にしておけば、ページ内容が変更された際に生成結果が自動で更新されます。
さらに、AI自動入力は「マルチセレクト」のプロパティでも活用できます。Web記事をまとめたデータベースを例にすると、登録した記事内容に応じて、Notionに関する記事であれば「Notion」、AWSに関する記事であれば「AWS」といったようなタグを自動で付与できます。加えて、「新しいオプションを生成」を有効にすれば、あらかじめ用意した選択肢だけでなく、記事内容に即した新しいタグをAIが自動で追加してくれます。
このように、AI自動入力を活用すれば手間のかかる作業を自動化できるため、Notionのデータベース運用がぐっと楽になります。データベースの価値を高めるためにも、まずは身近なデータベースからAI自動入力を試してみてください。
文:水川歩
