
【知らなきゃ損するNotion AI実践テク】Vol.8|数式を自動入力してもらう

Web制作に携わる方の中には、日常的に「Notion」を活用している人も多いでしょう。本連載では、NotionのAI機能「Notion AI」を制作現場でより効果的に使いこなすための実践的な活用術を紹介していきます。
今回のテーマは「数式入力」です。数式の書き方がよくわからなくても大丈夫。Notion AIにやりたい処理を文章で伝えれば、必要な数式を自動で作成してくれます。
目次
数式作成のハードルを下げるてくれるNotion AI
Notionのデータベースには「数式」プロパティが用意されています。これを使えば、他のプロパティをもとにさまざまな計算や条件処理を実行できます。たとえば、合計金額の自動計算やステータスの切り替え、単位や文字の付与といった基本的な処理はもちろん、日付をもとに締切まであと何日かを表示したり、開始日からの経過日数を算出したりすることも可能です。
さらに、チェック状況から進捗率を計算したり、選択プロパティの内容によって担当部署名を自動表示したりなど、複数条件を組み合わせたロジックも実現できます。
数式を活用すれば、データベースは単なる情報の一覧ではなく、入力内容に応じて自動的に判断や計算を行う“賢いツール”へと変わります。手作業で計算したり、別のツールで処理したりする必要がなくなり、入力した情報をもとに結果がリアルタイムで反映されるため、業務効率も大きく向上するでしょう。
しかし一方で、数式にあまりなじみがないと、どのように書けばよいのかわからず、思うように使いこなせないこともあります。関数名や構文のルールを覚える必要があり、少し書き方を間違えただけでエラーになってしまうため、ハードルが高いと感じる人も少なくありません。
「やりたいこと」を文章で伝えるだけ
そこで役立つのがNotion AIです。データベースに「数式」プロパティを追加して編集画面を開くと、Notion AIのプロンプト入力欄が表示されます。
ここに数式で実現したい内容を自然言語で入力すれば、Notion AIが適切な数式を自動生成してくれます。関数の構文を一から覚えたり、自分で細かく記述したりしなくても、「やりたいこと」を文章で伝えるだけで数式を作成できるのです。まさに、数式作成のハードルを一気に下げてくれる画期的な機能といえるでしょう。
これまで苦手意識を抱えていた人も、「期限までの日数を計算して」「チェック済みタスクの割合から進捗率を出して」「ステータスが“受注”なら“請求可”と表示して」といったように、具体的にやりたい処理をそのまま入力してみてください。専門的な知識がなくても、実務にすぐ活用できるはずです。



文:水川歩
