
ビットフォレスト、脆弱性診断「VAddy」に自動クロール機能を追加
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Webアプリケーションセキュリティ製品を手がける株式会社ビットフォレストは、クラウド型Web脆弱性診断ツール「VAddy」に、検査対象ページの洗い出しを自動化する新機能「クロールアシスタント」を2026年4月9日に追加しました。
VAddyは、Webサイトにセキュリティ上の弱点がないかを検査するツールです。従来は開発者がブラウザで検査したい画面を一つずつ操作し、その記録をもとに検査対象を登録していました。画面数が多いサイトでは、この記録作業の負担が大きくなっていました。
新機能では、利用者が指定したドメイン内のリンクを自動で辿り、検査対象のURLを一覧化します。作成した一覧はファイルとして保存・再利用が可能で、仕様変更の少ないサイトの定期検査や、開発・検証環境での同一条件の検査にも活用できます。
同機能はVAddyのトライアル・有償プラン契約者が追加費用なしで利用できます。
Editor’s Eye
会員機能や予約システムの受託案件を持つ制作会社にとって、納品後の脆弱性対策は避けて通れません。検査対象の洗い出しが自動化された今回の更新は、開発担当者に任せきりだった工程を、ディレクターが把握しやすくする一歩にもなりそうです。
文:小平淳一