動画施策10のヒント[8]動画の公開場所とその特徴●特集「動画マーケティング」

先に03で示したとおり、動画は目的や役割によって、再生される主な場所が異なる。視聴者の目線で見れば、SNS上で再生されたり、検索からオウンドメディアを訪問したり、YouTubeで見ようとした動画の前に広告が再生されるといったケースがあるだろう。こうした場合、一般的にはFacebookやYouTobeへアップロードした動画がリンク・埋め込みで表示されたり、広告配信サーバから配信された動画が再生される仕組みが用いられている。

この時、動画の"置き場所"はあまり意識する必要はないが、主に視聴されるであろう媒体の再生環境は念頭に入れておきたい。例えば、Facebookのタイムラインでは音声なしで自動的に再生が始まるため、音がなくても何をしているのかが伝わる映像にしておくことが望ましい。また、YouTubeの動画広告はスキップ機能があるため、スキップできない5秒間にメッセージが伝わる構成にする、あるいはスキップせず続きを見たくなる「引き」を入れる、といった対策が考えられる。

 

置き場所と視聴される場所

動画の「置き場所」は通常あまり意識する必要はないが、再生環境については理解しておこう

動画施策10のヒント_Contents

[1]動画のメリットと効果的な使い方

[2]動画の目的とその見せ方

[3]ムリのない企画立案方法

[4]ターゲットの定め方と動画の種類

[5]種類で異なる制作予算の考え方

[6]企画~納品までの時間

[7]撮影(後)で失敗しない方法

[8]動画の公開場所とその特徴

[9]効果測定の数字の見方

[10]感覚的な議論に流されない方法

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