属性から個人へ。顧客のエンゲージメントを高めるこれからのトレンド

12月1、2日に東京国際フォーラムで開催された、国内最大規模のデジタルマーケティングカンファレンス「アドテック東京 2015」。セミナーやワークショップ、展示ブースなどで約120社が出展し、動画やロボット、人工知能など現在の注目キーワードが飛び交った。

このイベントを通して浮き彫りになった今後の大きなトレンドの一つを挙げるなら、「従来の顧客セグメント(デモグラフィック)を見るのではなく、個人を見る必要がある」ということだろう。

顧客の生活や嗜好の多様化により、年齢や性別、職業といった属性でまとめることは難しくなった背景があるなか、デジタル技術の進歩によって一人ひとりのニーズをデータとして把握することを可能にした。

それは大規模なシステム導入もあるが、SNS などで比較的手軽に把握することもできるようになっている。「個人へのアプローチ」、このキーワードが2016年にどのような流れを生むのか注目だ。

アドテック東京
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