
【最新Facebook投稿術】不安と悩みをなくす「体制術」
機を逃さない投稿をするには体制の整備が大切!
担当者1-2名が大半中にはチームでの運用も
Chapter01から03まで、Facebook投稿の投稿術や切り口のアイデアなどを紹介してきた。ここでは、運営の足場ともいえる体制について考えてみたい。まず、本記事に際して約30社に協力いただいた、体制に関するアンケートを紹介する。
協力企業の規模感の内訳は、10人程度から500人以上まで偏りがない状況だが、Facebook運用に携わっている人数は意外にもほとんどが1~2名、かつ兼任。主幹となっているのはマーケティング部や広報部が多いようだ。一部、「部署・拠点横断でプロジェクトを組み、計12名が携わっている」といったチーム体制が見受けられた。
担当業務のうち、Facebook運用が占める割合は5~10%がボリュームゾーン。この割合は増やさずに、運用をどう効率化・充実させるかが共通の課題のようだ。
投稿頻度、有事の対応…体制にまつわる問題
運用上で困っていること/困ったこととして複数上がったのが、投稿頻度の問題だ。「もっと多くアップしたいが作業が追いつかない/ネタが集まらない」「ネタはたくさんあるが、あまり投稿しすぎるとユーザーへの表示回数が伸びない」などの悩みが聞かれた。
タイムリーな投稿ができるかどうかも、体制と関係している。「情報のキャッチアップが遅れ、投稿がタイムリーでなくなってしまった」という意見の一方で、「旬な情報を、と思うと事前の原稿作成や予約投稿がしづらい。担当1人なので、終日外出や休日のときの対応が難しい」といった話も。機を逃さない投稿ができるかどうかは、情報収集も作業も分担可能かがひとつのポイントだ。
また「顧客から予期せぬクレームの書き込みがあり、想定していなかったので対応に困った」という話も。有事の体制も考える必要がある。

