「よいサイト」を考えるための基準となるリファレンス
ここでは、Webサイト制作の基準となるリファレンス的な情報源を紹介していきます。ご存じのページも多いとは思いますが、「よいサイト」を考える際に、あらためて目を通してみてはいかがでしょう。
ユーザー体験設計の原則とトレンド
依然として重要度の高いリファレンス。Googleによる最新のMaterial Design 3のガイドライン。モダンで使いやすいUIデザインの原則を学ぶことができます。
Human Interface Guidelines|Apple
Appleが公開しているUIに関するガイドライン。iOS、macOS、watchOSなどのプラットフォームに向けたデザインの原則を詳しく解説しています。
コンテンツの質やSEOについて
SEOについてのさまざまなツールや情報を検索できる。Webサイト管理者向けですが、制作に携わる人もチェックしておきたいところです。
Googleによる、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness (信頼性)」をもとにした、サイト評価基準「E-E-A-T」を解説したドキュメント。
アクセシビリティの基本概念
Webコンテンツのアクセシビリティに関する国際標準ガイドライン。最新版は2023年10月5日に公開された「WCAG 2.2」。
デジタル庁が公開しているWebアクセシビリティのガイドライン。WCAGと、その一致規格である日本産業規格(JIS)の「JIS X 8341-3」について説明しています。
安全を守るための必須知識
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開している資料。モダンなアプリケーションに最適化されていない情報も含まれていますが、制作基礎の一つとしてぜひ目を通しておきたいところです。
MozillaによるWeb開発技術に関する文書がまとめられたリソースであるMDN Web docsのうち、セキュリティに関する内容がまとられているページ。セキュリティに関する必要不可欠な情報が掲載されています。
文 : 小泉森弥 ※本記事は「Web Designing 2024年12月号」に掲載された内容を再構成して公開しています。






