【知らなきゃ損するNotion AI実践テク】Vol.10|「リサーチモード」で情報収集からレポート作成まで自動化する

Web制作に携わる方の中には、日常的に「Notion」を活用している人も多いでしょう。本連載では、NotionのAI機能「Notion AI」を制作現場でより効果的に使いこなすための実践的な活用術を紹介していきます。

今回のテーマは「リサーチモード」です。この機能を使えば、人間が行うと時間と手間がかかる情報収集から整理、レポート作成までの一連の作業をNotion AIが肩代わりしてくれます。

目次

複雑なリサーチ作業をAIにまとめて任せる

Notionで文章を作成していると、Notion上の別のページやSlackなどの外部サービス、あるいはインターネットなどから情報収集が必要な場合があるでしょう。もちろん、簡単な検索であれば別ツールへの切り替えて調べるのはそこまで大きな負担にはなりません。しかし、特定の企業について詳しく調べたり、複数のサービスを比較して整理したりと、調査内容が複雑になるほど手間は大きくなります。

こうした課題を効率よく解決してくれるのが、Notion AIの「リサーチモード」です。ホーム画面のサイドバーからNotion AIを呼び出し、プロンプト入力欄の[+]ボタンから[リサーチモード]を有効にしたうえで、調べたい内容を入力してみましょう。「〇〇〇について詳しく調べてレポートを作成して」といった形で依頼するだけで構いません。

すると、Notion AIがNotion内のページやデータベースに加え、接続している外部サービス(SlackやGoogle Driveなど)、さらにはWeb上の情報まで横断的に調査し、その結果をもとに詳細なレポートを自動生成してくれます。生成されたレポート内には特定の箇所に参考文献や出典リンクが示されるため、あとからファクトチェックを行ったり、さらに深掘りしたりすることができます。

また、生成されたレポートはもちろんそのままNotionページとして保存できるため、調査結果をたたき台として、企画書や各種資料へスムーズに展開することも可能です。

業務をまとめて効率化できる

Notion AIのリサーチモードの大きな魅力は、「調べる」「整理する」「書く」という一連の作業をまとめて効率化できる点にあります。たとえば、会議前に必要な情報を短時間で把握したり、市場や競合の特徴を整理したり、戦略の立案をしたり、複数の資料を横断して要点をまとめたり、さまざまな使い方が可能です。

内容の複雑さによっては回答までに最大10分程度かかる場合もありますが、それでも時間やリソースの制約で十分に行えなかった調査をAIが肩代わりしてくれる点は大きなメリットです。

まさに“自分専属のリサーチャー”として、日常業務にどんどん活用してみましょう。

Notion AIのプロンプト入力画面で[リサーチモード]をオンにし、調べたい内容を入力します。すると、Notion AIがNotion内のページや外部サービス、Web上の情報を横断的に収集し、レポートとしてまとめてくれます。
生成されたレポートには、文章の終わりに情報源のソースがあることを示すマークが表示されます。クリックするとWebブラウザで開きます。また、下部の[コピー]または[ページを保存]ボタンから、レポートをワークスペースに保存できます。
[リサーチモード]をオンにしたあと、設定ボタンをクリックすると、必要に応じて、インターネット検索を含めるか除外するかを選択できます。

文:水川歩

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