アナログメーターのリモート点検ツールLiLz GaugeとGravioが連携

 アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、ノーコード※1のAI/IoTプラットフォーム「Gravio」がLiLz株式会社(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:大西敬吾、以下リルズ)のリモート点検ツール「LiLz Gauge(リルズゲージ)」との連携機能を実装したことを発表します。また、LiLz Gaugeの「コラボレーションパートナー」に新規参画し、共同セミナー開催やイベント出展などの販促活動でも協業を進めていく計画です。

LiLz Gaugeの概要

 製造業やプラント、施設管理の現場では、機械や設備の安全性と安定稼働を確保するための巡回点検が設備保全の要となっています。しかし、現地での目視確認というアナログな手法による確認・報告にかかる業務負荷や、リモートでの異常検知が困難であるという課題がありました。
「機械学習とIoTの技術融合で、現場の仕事をラクにする」をミッションとして掲げるリルズ は、目視巡回点検をリモート化するクラウドサービス、LiLz Gaugeを提供しています。このサービスでは、同社のIoTカメラ「LiLz Cam」がアナログメーターの情報を読み取り、独自のAI技術で自動的に解析。カメラを設置するだけでタンク残量、圧力・流量計、ガスメーター、電流計、ランプ表示などのアナログメーターのデータ収集を自動化するとともに、遠隔管理も実現し、作業員の負荷を軽減しています。「LiLz Gauge」は、デジタルセンサーやスマートメーターを導入する際に、多額の設備投資と多大な工数が必要となる課題を解決できます。また、機器の後付が簡単に電気工事不要で実施できるため、生産ラインが止まっている必要がなく導入タイミングのハードルを下げています。

GravioがLiLz Gaugeと連携した背景

 LiLz Gaugeによるアナログメーターのリモート点検では、異常値検出時、通知の標準手段がメールに限られていました。また、収集したデータを外部システムと連携する際には、プログラミングによるAPI連携基盤の開発が必要であることが、API連携を自社構築できない一部のお客様にとって課題になっていました。
そこで、現場データの一元管理を可能とするノーコードのAI/IoTプラットフォーム「Gravio」がLiLz Gaugeとの連携機能を実装。Gravioが“ハブ”になることで、LiLz Gaugeはプログラミング不要で外部システムと連携することが可能になりました。これにより、カメラが収集したデータの応用がより簡単になり、他のシステムとの連携により、以下のような通知やデータ分析が可能になります。

 アステリアは、リルズの「コラボレーションパートナー」に9月5日より新規参画。今後は、両社のネットワークを活用し、製造業やプラント、施設管理といった、アナログメーターを多く取り扱う業界への営業活動、共同のセミナー企画やイベント出展などを行う計画です。アステリアは今後とも、GravioとさまざまなAIサービスのスムーズな連携を実現し、ますます拡大するAIによるデータ収集・利活用を支援してまいります。

プレスリリースに関するお問い合わせ

アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 / E-mail:press@asteria.com

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