
つなweB事例ウォッチング! クールな和テイストのWebサイト5選
Webサイトで和の雰囲気を出したいケースは多いと思います。しかし、単に和風の写真素材や和柄パターンを使っただけだと、どうもカッコよくまとまらない…。そんな風に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。ここでは和のテイストを取り入れながらも、クールにスッキリとまとめているWebサイト事例を5つ紹介しましょう。
- 伝統工芸品?いいえ、乾麺です
<柿里>【注目!】和の雰囲気をミニマルに表現する平行線のあしらい
- 見ているだけで心が落ち着く
<龍源寺 臨済宗妙心寺派>【注目!】要素ごとに細かく指定したアニメーション
- 光と影で感じる日本の美
<旧邸御室>【注目!】写真の美しさを引き立てるミニマルなデザイン
- さりげないこだわりが満載
<小山弓具>【注目!】伝統を感じるビジュアルと革新性を感じさせる動きの演出
- Webサイトで想いを綴る
<手紙寺證大寺>【注目!】文字間、行間、文字色で微妙なニュアンスをコントロール
- まとめ
伝統工芸品?いいえ、乾麺です
柿里

富山県にある乾麺の販売会社のホームページです。同社の麺は華やかな色彩にあふれ、まるで伝統工芸品の組紐細工や水引のよう。複数の平行線が交差しあう図柄のロゴマークも水引のように見えますが、この平行線のモチーフは下層ページのページタイトル部分にも使われています。平行線という極めてシンプルなデザインでありながら、どこか和を感じさせるあしらいになっていると感じます。また、トップページのスライドショーには黒を背景にした写真を何点か使用しており、どこか禅や武士道の精神にも通じるような、静謐で凛とした雰囲気を漂わせています。
つなweBエディターの注目ポイント
和の雰囲気をミニマルに表現する平行線のあしらい
見ているだけで心が落ち着く
龍源寺 臨済宗妙心寺派

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。このホームページを訪れた時、この芭蕉の句が浮かんできました。東京都港区にある龍源寺のホームページは、スクロール操作に合わせて要素が浮かび上がるフェードインの演出を取り入れていますが、そのタイミングコントロールが実に絶妙です。和を感じさせる写真や明朝体の文字と相まって、見ているだけで心が静かに落ち着いていくような感覚に誘われます。ブロック単位ではなく、見出しや写真ごとに細かく表示タイミングを調整することで、しっとりと落ち着いたテンポをもたらしているのだと感じます。
つなweBエディターの注目ポイント
要素ごとに細かく指定したアニメーション
光と影で感じる日本の美
旧邸御室

京都にある国登録有形文化財「旧邸御室」のホームページ。掲載されている写真のクオリティが高く、見ているだけで実際に足を運びたくなります。障子から差し込む日の光、漆喰の壁に映る木々の影、「光と影」の存在を感じさせる写真の数々に魅了されるホームページです。写真以外の要素はグッとシンプルに、色も抑え、デザインも全体的に落ち着いた雰囲気にまとまっています。写真をより印象的に見せるための工夫ではないでしょうか。
つなweBエディターの注目ポイント
写真の美しさを引き立てるミニマルなデザイン
さりげないこだわりが満載
小山弓具

弓具の製造、販売を行う会社のホームページです。掲載している1枚1枚はどれも魅力的ですが、どの写真も少し褪色したカラープリントのような色合いに調整しているのが印象的です。同社は創業200年を超える会社とのことで、長い歴史を積み重ねてきたことがビジュアルからも伝わってきます。また、アクセントカラーとして日本の伝統色である藤紫を使っていますが、この使い方も絶妙です。ページ内のパーツにはあえて使わず、写真などの要素を表示するときのエフェクトに一瞬だけ差し込んでいるのです。つまり、写真が完全に表示されたらアクセントカラーは消えてしまうのですが、その一瞬でなんとなく和の雰囲気を伝えているのが、なんともオシャレです。
つなweBエディターの注目ポイント
伝統を感じるビジュアルと革新性を感じさせる動きの演出
Webサイトで想いを綴る
手紙寺證大寺

亡くなった方に宛てて手紙を書く「手紙参り」や、自分の死後に誰かに手紙を送る「ラストレター/手紙箱」といった取り組みをしている手紙寺のホームページ。明朝体のフォントは、和を感じさせると同時に「手紙らしさ」も伝わってきます。行間も文字間もゆったりさせることでその印象がさらに強まり、まるで1文字ずつ心を込めて書いたように見えてきます。写真以外の要素は、基本的にモノトーンにまとめていますが、一見黒に見える文字も場所によって少しずつ濃さが違っており、印象の強弱をさりげなくコントロールしています。
つなweBエディターの注目ポイント
文字間、行間、文字色で微妙なニュアンスをコントロール
一口に和テイストといっても、その中身はさまざまです。凛とした美しさや、穏やかな静寂、あるいは懐かしさなど、いろいろな気持ちを和のテイストの中に落とし込むことができます。参考サイトを探すときは、和の演出の中にどんなイメージを伝えたいのかを考え、ある程度方向性がまとまったところで他のWebサイトを見ていくのがおすすめです。