「VQSと鹿児島県錦江町、ICTで教育機会格差の解消へ」「全国の観光施設を定額で周遊できるアプリが登場」

VQSと鹿児島県錦江町、ICTで教育機会格差の解消へ

遠隔教育システムを手がけるVQS株式会社は7月8日、鹿児島県錦江町より、ICTを活用した学習教室「錦江町MIRAI寺子屋塾」の運営を受託したことを発表しました。寺子屋塾では、Web学習アプリ「おさらい先生」「SOKUNOU」「eboard」を活用。大手進学塾のない錦江町の小・中学生に、遠隔ライブ授業を主体とした学習支援の場を提供します。VQSと錦江町は、過疎地課題である教育機会格差の解消を目的に、教育事業者および地域住民の連携によるICT教育の運用モデル確立を目指していくそうです。

(編集部)ICT教育により質の高い学習環境がどの地域にでも構築できるようになれば、「田舎=受験に不利」のようなイメージもなくなるかもしれません。運用モデルが確立され、全国各地に広がっていくことにも期待です。

VQS株式会社 https://www.vqs.co.jp/

錦江町内小中学校の学習進度に則したWeb遠隔ライブ授業を提供し、受講生の学習計画をサポート。対象は、小学校4~6年生と中学校1~3年生

 

全国の観光施設を定額で周遊できるアプリが登場

観光プロモーションなどの事業を行うエスビージャパン株式会社は6月25日より、iOS/Android向けアプリ「レジャー・ミー!」の提供を開始しました。同アプリは、全国の観光・文化・レジャー施設を定額利用料で周遊できるというもの。登録施設でアプリを提示することで、プランに応じ、月に3~10カ所の施設利用が可能です。施設から登録料は取らず、一定の割引協力で運営しているといいます。新たな地域周遊の仕掛けにより、地域の関係人口増加のきっかけをつくる狙いがあるそうです。

(編集部)定額利用料であれば、一つの施設に足を運ぶための心理的ハードルも下がるので、ユーザーがいろいろな地域に訪れる機会が生まれそう。最安プランは「月3施設1,200円(税別)」で、なかなかお手頃です。

レジャー・ミー! https://leisure-me.jp/

登録施設は、美術館や遊園地、温浴施設など多岐に渡り、アプリ内で情報を確認できる。施設数は、2020年3月までに、8,000施設まで拡大する見込み
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