スキル習得と人脈形成で 好きな場所で働けるようになった

頻繁にSTUDIOに通った理由 その場で相談できるメリット

齊藤英成さんはフリーランスの動画クリエイターとして活躍中だ。2015年、前職の楽天(株)に在籍時から楽天市場における地域活性・地方創生案件で、日本各地を撮影し動画編集を担当するなど、新サービスやイベントの動画を手がけていた。

「当時は動画元年と言われ始めた時期です。教育機関が充実しない中、デジタルハリウッド(以下デジハリ)STUDIO渋谷が初めてネット動画クリエイター専攻を開講すると知り入学しました。業務で動画に携わる機会が増えていたので、一度きちんと体系立ててスキルを身につけたかったのです」

約8カ月の在籍中は、本業の合間にオンライン講義を受講。重宝したのが、STUDIOに何度も足を運んで、複数のトレーナーたちに相談できたことを挙げる。

「制限なく相談に行ける仕組みで、制作過程で行き詰まる箇所についてたびたび相談していました。トレーナーが快く応じてくれて、ありがたい環境でした」

齊藤英成

秋田県出身。2017年に独立後、宮城県に拠点を置き、「STUDIO男爵」代表として活動。前職時代の2016年、内閣府後援の第1回「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の「ヒト部門」で「地方創生賞」受賞動画を手がける。 STUDIO男爵の作品URL:ur0.work/G11H

 

動画に関するスキルとともに人と人のつながりが得られる

卒業後は、引き続き楽天市場にて動画のプロジェクトメンバーとしてキャリアを重ね、2017年に独立。同じ年の夏には、デジハリ東京本校のロボティクスアカデミーでドローン専攻も受講し、ドローンの資格も取得。動画技術のスキルを磨き続けた。

秋田出身、かつ学生時代を過ごした宮城での年月を通じて「東北地方への思いは人一倍」と齊藤さんは語る。独立を機に、社会人生活を送ってきた東京を離れ、宮城に移住。東北関連だけでなく、インバウンド案件で全国各地に足を運ぶ日々を送る。2018年12月からは、STUDIO仙台のネット動画コースのトレーナーに。撮影から制作、ディレクションだけでなく、教える立場も加わる多忙ぶりだ。

「自身が生徒として通っていた際は、極力STUDIOに足を運び、スキルアップも含めトレーナーとコミュニケーションをとり、前向きに自ら学ぶスタンスで人脈も築けました。みなさんも積極的に学びにきてほしいです」

楽天市場在籍時に手がけた、内閣府後援の「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」出品動画を手がける(2016年)。宮城県を舞台に地域貢献を描いた内容

ABC Cooking StudioとCLAIR(一般財団法人自治体国際化協会)のインバウンド案件で、2017年、日本各地の地方奨励ツアーの動画を手がける

2019年、宮城県産の米や雑穀・ハワイアン雑貨などの販売を行う(株)東穀のEC事業「Long Beach」の商品紹介ブランドインタビュー動画制作全般を担当

デジタルハリウッドSTUDIO渋谷・仙台 ロボティクスアカデミー

https://school.dhw.co.jp/

https://www.dhw.co.jp/robotics/

※ 全国23STUDIOを運営(ロボティクスアカデミーは、東京・御茶ノ水のみ)

企画協力:デジタルハリウッド株式会社

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