ウェビナー開催に最適なツールはどっちだ?

ウェビナーを開催する際に必要なのは?

ここまでさまざまな側面からウェビナーを紹介してきましたが、いざ開催しようと考えたときに、どうすればいいのでしょうか。まず考えられるのがウェビナーの運用支援サービスを提供する業者を利用する方法です。費用はかかりますが、ウェビナーの撮影や配信、さらには集客やマーケティングに至るまで、さまざまなノウハウを提供してくれるはずです。

ただし、映像を発信するための環境は一般的なPCとカメラ、マイクといったハードウェアがあれば十分に構築できるため、自前でウェビナーを行うことも可能です。

しかもライブ配信を行うためのソリューションは数多く存在しており、例えば「YouTube Live」や「ツイキャス」「LINE Live」などの大手動画配信プラットフォームが運営する配信サービスもあれば、「Cisco Webex Events」「Cocripo」「ネクプロ」のように、ウェビナー利用を前提に提供されているものもあります。

そうした中、本記事で注目したいのが、皆さんおなじみの「Zoom」と「Microsoft Teams」。Zoomはビデオを使ったコミュニケーションツール、Teamsはビデオ会議を含む総合的なコミュニケーションツールとやや性格が異なりますが、ともにテレワーク需要で一気にユーザーを増やした、ビジネスコミュニケーションツールの「2強」です。それぞれ本格的なウェビナーを実施するための機能を備えています。

 

自前で配信するための最適なソリューションとは

ただしツールとしての性格が異なるために、両者はできることに違いがあります。また、機能の進化も激しく、数カ月前にはできなかったことでも、今はできるようになっていることもあります。そこで本誌ではZoomの日本法人であるZVC JAPANの佐賀文宣さんと、日本マイクロソフトの春日井良隆さんに直接取材し、それぞれの機能を比較してみることにしました。費用はどれくらいかかるのか、一回のウェビナーを何人まで視聴できるのか、Q&Aや投票は可能か、さらにはセキュリティやマーケティング活用についての話題まで、わかりやすく比較しています。

自分たちでDIY的にウェビナーを開催するにはうってつけの両ツール。それぞれの違いに注目しながら、利用・活用を検討してみてください。

 

 

ZoomとTeamsどこが違う? 8つのポイントでチェック!

 

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