UXクイズに挑戦！

2017 12/12

2017年12月12日

Q1・ユーザーに愛され、長く使われるWebサイトやサービスをつくるにはどう進めるのがよりよい？

a. 今はスピード感が重視される時代。すぐに制作に入り、シンプルな手順で制作を進めるべきだ。

b. 愛されるサイトをつくるには、徹底したユーザーの調査が必要。時間をかけてユーザーのことを深く知るべき。

【正解…b】

ユーザーに愛されるサイトをつくるには、自分たちのユーザーがどういう人たちなのかを深く理解する必要があります。今回の特集では、その点を順を追って解説していきます。

Q2・プロジェクトの最初のミーティング。その場でぜひしておきたいことはなに？

a. まずはみんなで懇親会。メンバー間の親睦を深める。

b. 完璧なUIを目指してトップページのワイヤーフレームを描く。

【正解…a】

プロジェクトを成功させる上で、率直な意見を交わし合うことのできる関係性をチーム内に築くことはとても重要な事。質の高い意見交換ができるチームを作っておく必要があります。アイスブレイクなどの方法を利用するのがおすすめ。

Q3・Web制作やサービス構築のプロジェクト。期間設定の考え方について、aとbのどちらがよい？

a. チーム内の仮説を元に、いちはやく実制作に取りかかるべき。

b. 事前の調査に力を入れるため、制作までの時間をしっかりととるスケジュールを組む。

【正解…b】

ユーザーに使ってもらえるサイトをつくるには、ユーザーの声にしっかりと耳を傾けてサイトをつくるべきです。そのためにはじっくりと検討する時間をとりたいところです。サイトの規模にもよりますが、1カ月ほどの時間をかけて事前の調査をおこなうべき、と考えましょう。

Q4・プロジェクトで頻繁に行われるミーティングで、意見交換を活発にするために役立つツールは？

a. 前回の会議の内容を詳細に記した資料

b. 付箋とホワイトボード

【正解…b】

付箋に意見を書いてホワイトボードに貼り出してみると意見が客観化して見えたり、話を整理して進められるなどさまざまなメリットがあります。ペルソナをつくったり、カスタマージャーニーマップをつくる際などには特に役立ちます。

Q5・プロジェクト初期のミーティング。次の選択肢の中から、話題として"適切でないもの"を選びなさい。

a. 将来、自分たちのビジネスが成功してビジネス誌にインタビューされた時にどんな話をするのかを皆で考えてみる。

b. 目的やゴールをどこに置くべきか、共通の認識をつくるための意見交換をする。

c. 万が一、ビジネスが失敗した時に誰がどう責任をとるのか、そのための上下関係をはっきりとさせておく。

d. 自社のプロダクトがどんなものかを皆で理解するため、現状の研究をしっかりと行う。

【正解…c】

初期に行うべきなのはプロジェクトに関わる情報と、その目的を関係者全員で共有することです。そのためにはプロジェクト自体の目的だけでなく、さまざまな情報を共有する必要があります。

Q6・ユーザーに愛され、長く使われるWebサイトやサービスをつくるには事前のリサーチが大事です。その方法としてより重視すべきはどちら？

a. 専門企業に依頼して行う大規模なアンケート

b. ユーザーの生の声を聞くインタビュー調査

【正解…b】

両方大事ですが、欠かすことができないのは「ユーザーインタビュー」。実際にユーザーの声を聞く機会は必ず用意しましょう。その理由や方法は以下に詳しく解説しています。

Q7・ユーザーの声を聞く手法の一つであるインタビュー。より深く話を聞くための手法として正しいのは？

a. できるだけユーザーに自由に語ってもらえるよう、雑談のように進める。

b. ユーザーが回答しやすいように「○×式」のシンプルな質問を多数用意する。

【正解…a】

インタビューでは表面的な感想や事実の確認ではなく、ユーザーの本音、深層心理を聞き出す必要があります。そのためには自由に語ってもらうほうが、話が広がります。

Q8・ユーザー像を明確にする手法に「ペルソナ」の作成があります。それに関して正しいのはどちら？

a. 無用な決めつけを避け、客観性を高めるために細かな部分は設定しないほうがよい。

b. 主要な属性だけでなく細かな部分の性格まで定める。名前や写真イメージなども定めておきたい。

【正解…b】

ペルソナを用意することで顧客視点でサービスを考えることができ、プロジェクトメンバー間でユーザー像の認識のズレを防ぐことができます。できるだけリアルに、実在するのではないかと思うくらいのところまで決めましょう。

Q9・Q8で触れた「ペルソナ」。その作成をしたらその次のステップとして取り組んでおきたいことは？

a. 作成したペルソナをもとに、ユーザーがサービスをどう使うのかを詳細に検討してみる。

b. ペルソナのことはいったん脇に置き、客観的な目線でサービスがどう使われるのかを検討する。

【正解…a】

ペルソナをもとにユーザーがどんな行動をとるかを整理するためのツールがカスタマージャーニーマップ。ユーザー像をよりはっきりとさせるためにも大変重要なものです。

Q10・「ユーザー調査」を進める一方で、並行して調査すべきことがあります。それは？

a. ユーザー同士のつながりをSNSなどから調査する。

b. ユーザー側について調べたら、今度は自分たちのビジネスについて調査する。

【正解…b】

ユーザー課題の分析を進めるのと並行して、目標コンバージョン数、そのために必要なPV数などの目標や課題などをこちらもさまざまな角度から調査をします。

Q11・サービスのアイデアを発想する上で有効と思われる手法をすべて選んでください。

a. 自分たちのアイデアをストーリーにした４コマ漫画を作ってみる。

b. 自分たちにとって理想的なカスタマージャーニーマップを作ってみる。

c. さまざまな意見を付箋に書き出して、グルーピングしてみる。

【正解…a,b,c全て】

限られた時間のなかでアイデアを生み出すのは大変難しいこと。いろいろな手法を使いながら、メンバー全員で協力しながら出していく必要がある。そのためにはさまざまな手法が用意されているので試してみるといいでしょう。

Q12・生み出されたアイデアはその後どう扱うのがよい？正しい方を選びなさい。

a. チーム内で大事に育て、リリースしてから周りの人たちに評価を求める。

b. 生まれたアイデアが通用するのかどうか、すぐに外部の人に評価をしてもらう。

【正解…b】

新しいアイデアが使われるものになるのかどうか、それを判断するのはあくまでもユーザー。プロトタイプを制作し、実際に試してもらうのがベターです。

Q13・プロトタイプを使ったユーザーテスト。実施方法に関して正しいのはどちら？

a. スタッフも同席していろいろと話をしながら使ってもらう。

b. スタッフは同席せず、一人で集中して使ってもらう。

【正解…a】

プロトタイプを試してもらう際にも、深掘りが重要です。そのためにはスタッフが同席して、感想を聞いてみたり、ユーザーの様子を観察する必要があります。

Web制作

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