企業のCMSに求められるセキュリティ&サポートとは?
Webサイト制作からコンサルティングまで、デジタルマーケティングをトータルで支援するMtame(エムタメ)株式会社。同社のCMS「Blue Monkey」は多くのBtoB企業に支持され、解約率が低いといいます。その強みはどこにあるのか、同社代表の金井章浩氏に伺いました。
改ざんやウイルスの被害を受けないために
CMSはWebの知識がなくても自社で更新できる利便性が支持されていますが、SQLインジェクションや不正侵入などによる情報漏洩が多く報告されています。特にオープンソースで圧倒的なシェアを持つWordPressは狙われやすく、プラグイン、IDやパスワード、サーバなどから攻撃されます。そのため、CMSのセキュリティを担保するにはプロによる継続的な保守が必須だといえます。
また、企業サイトからユーザーにXSSによるウイルス感染や情報漏洩などの被害を与えてしまうと、著しく信用を失うことになります。Blue MonkeyではD-Dos対策、IPS、FW、WAFと4重の検知・防御を行い、WebアプリケーションであるCMSだけでなく、Webサーバやネットワークといったサイト運用に必要な環境を一貫して保守します。そのためWordPressからの乗り換えも多いです。また、無料版から利用できるマーケティングツール「BowNow(バウナウ)」を併用すると、EUで施行されたGDPRに対応するためのCookie取得の確認表示を簡単に設定することもできます。
安心・進化のためのサポート体制
我々はカスタマーチームによる「電話・メールサポート」、現状分析や目的達成に向けた行動の提案などをプッシュで行う「定期サポート」、Web担当者や営業担当者に必要な知識を提供する「ユーザー会」の開催といった3つの方法でクライアント企業をサポートしています。こうした充実のサービスを月額3~5万円と、セキュリティ対策の専門家や外部のコンサルタントを入れるよりも効率よく低コストでご提供しています。その結果、契約企業の解約率がとても低くなっています。
01 4重の防御による強固なセキュリティ
リソースをサイトの課題解決に集中させる仕組み
Blue Monkeyは、さまざまなタイプの「ライブラリ」をもとに制作していきます。これは誰でもサイト作成ができるテンプレートではなく、Web制作会社が扱うプロ仕様のもので、我々がこれまで1,600社以上のサイトをサポートし、得てきたビジネスの成功ノウハウを盛り込み、「この用途のサイトではビジネス上必要となるコンテンツ」が組み込んであります。さらにその企業のカラーや目的に応じて機能やパーツを追加できる「ダウンロードブロック」もあり、こちらはWebの知識がなくても簡単にコンテンツの追加が行えます。
それらを活用することでサイトの質を担保しつつ工数を減らし、結果として独自のコンセプトやサイトで達成したい課題などマーケティング面にリソースを集中させることができます。セキュリティやサポート体制も含め、CMS運用のリクスや手間を軽減させることで、ビジネスに集中してもらえるようにすることがBlue Monkey最大の強みなのです。
02 サイトの必要要素を備えた「ライブラリ」
Blue Monkeyでは、以下の3つをはじめ、コーポレートサイトやランディングページなど、サイトの型となるレイアウトを目的ごとにライブラリとして用意しています。サイトの用途ごとに必要となるコンテンツを予め備えることで、サイトの目的達成をアシストします
03 好みの機能を簡単に追加できる「ダウンロードブロック」
企画協力:Mtame株式会社
Text:平田順子