株式会社Gear8のお仕事

サン建築設計コーポレートサイト、
採用サイト
https://sun-arc.co.jp/
https://recruit.sun-arc.co.jp/

社長の信念や企業文化を
高品質なアニメーションと
力強いコピーで表現


施策手段:
コーポレートサイト、採用サイトリニューアル
実施期間:2023年〜
スタッフ:P:水野晶仁、D:石塚亜衣、
FE:須藤良太

https://gggggggg.jp/

目次

課題・背景
徹底的に話を聞いて企業の本質を引き出す

株式会社Gear8は、北海道・札幌をはじめ、バンコクや台北など国内外6拠点で展開する設立16年目のWeb制作会社です。Webサイト構築を中心に、ブランディングやプロモーションまでワンストップで手掛けています。代表取締役の水野晶仁さんは、同社の強みをこう話します。

「ディレクションを得意としており、メンバーの約半数がディレクターです。ほかにデザイナーやエンジニア、広報など多様なメンバーがいて、地域密着型の案件を多く手がけています」

札幌の総合建設会社、サン建築設計のコーポレートサイト/採用サイトも地域密着型案件の一つ。同社代表取締役社長の中村靖哉さんは、水野さんと会って30分でGear8への依頼を決断しました。

「水野さんに惚れたんです(笑)。我々はクライアントファーストで事業を行っていますが、水野さんの言葉の端々からも同様の姿勢を感じ、弊社のためになるものをつくってくれるだろうと確信しました」(サン建築設計 中村さん)

そして10年前に制作されたサン建築設計のコーポレートサイトと採用サイトをリニューアルすることに。しかし、具体的な課題や要件は提示されませんでした。

「もともとのWebサイトがとてもよかったので、不満はなかったんです。ただ10年を区切りに、よりよいものにしてほしいとだけ伝えました。僕らWeb制作の素人があれこれ言うよりも、その道のプロに任せたほうがいいという考えなんです」(サン建築設計 中村さん)

Gear8の水野さんと同社Webディレクターの石塚亜衣さんは、リニューアルの方向性を定めるために中村さんと何度も対話を重ねていきました。

「任せていただいたことで、チーム全体のモチベーションがより高くなりました。まずは中村社長と毎月対話の機会を設け、考えや社史などを丹念にうかがい、そこから企業の本質を引き出していくことにしました。それを社内のチームに共有し、一丸となって取り組みました」(Gear8 石塚さん)

戦略・実施
アニメーションとコピーで社長の思いや社風、未来の姿を表現

リニューアルしたWebサイトのファーストビューは、ロゴの色を基調としたタイポグラフィのアニメーションとなりました。建設会社でありながら建物の写真を使わず、こうした表現を採用したのにはどのような狙いがあったのでしょうか。

「同社が建てた鉄筋コンクリート造マンションのクールなカッコよさと、温かい社風を調和させたいと考え、タイポグラフィのアニメーションを採用しました。コーポレートサイトでは、アニメーションする文字のパーツが建材のモチーフになっていて、それらが組み合わさってマンションができることをイメージしています。採用サイトでは、人のモチーフが放射線状に並ぶアニメーションで社員を大事にしている社長の思いを、スクロールすると中央にまっすぐなラインが引かれるアニメーションで社長の誠実さを表現しています」(Gear8 石塚さん)

コーポレートサイトの「私たちは嘘が嫌いです」や、採用サイトの「まっすぐ行こう」など、コピーも印象的です。

「サン建築設計さんの責任感や柔軟な姿勢を伝えるには、社長のまっすぐでパワフルな人柄をコピーで表現するのが合っていると考えました。単なる装飾にならないよう、短く力強い言葉で表現しています」(Gear8 石塚さん)

「『さあ、未来を創ろう』というコピーで事業背景を連想させるなど、サン建築設計さんが建てた建築によって、不動産会社やマンションオーナーをはじめ居住者、その人たちが住む地域や街並みまでもがよくなっていくという未来の姿を表現しているのもポイントです」(Gear8 水野さん)

成果・今後
パートナーとしてクライアントと伴走する

Gear8の水野さんが「サン建築設計のためではなく、その先にいる顧客や関係者に喜ばれることを目指した」と語るコーポレートサイトは、狙い通り不動産オーナーや取引銀行などサン建築設計の周囲でも評判だったそうです。また、社員紹介や企業対談、職種紹介、社内行事などのコンテンツを新たに追加し信頼の醸成を目指した採用サイトは、新卒求職者や建築士の資格を持つ人からの応募もあり、効果が実感されたとのこと。サン建築設計の中村さんは、どのような印象を持ったのでしょうか。

「僕は、『ご指導ご鞭撻をお願いします』みたいな、思ってもないことをWebサイトに載せたくないんです。Gear8さんは、僕の感性そして事業や地域、お客様、従業員、ステークホルダーなどに対して持っている強い思いを、言葉やビジュアルで的確に表現してくれました。これだけいい気持ちになれるWebサイトができるとは、期待以上でした」

高い表現力・技術力があるからこその評価ではありますが、Gear8の水野さんは「この先10年会社の顔として活用できるよう、カッコいい表現や最新技術に執着しすぎないようにした」と言います。これは、クライアントファーストだからこその視点と言えるでしょう。サン建築設計では、その後も継続的に印刷物や広告などの制作をGear8に依頼しています。

「Gear8は信頼できるビジネスパートナーであり、今や社内のメンバーのように思っています」(サン建築設計 中村さん)

「これからもパートナーとして伴走し、企業の価値を高めるクリエイティブを提供し続けていきたいです」(Gear8 水野さん)

株式会社Gear8仕事のポイント
●徹底的なヒアリングで企業の本質を理解し、パートナーとして伴走する
●丁寧なディレクションで課題解決の方法を見いだし、高い表現力・技術力でアウトプットする

Text:平田順子 Photo:古瀬桂 企画協力:株式会社Gear8
※本記事は株式会社Gear8とのタイアップです。

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