
Figmaがコードレイヤーをベータ公開、仕様共有とCMS統合で制作・運用をつなぐ
Web Designing記者が、Webに携わる人向けにニュースをピックアップ。話題の本質を整理し、実務に役立つポイントをコンパクトにまとめました。

Figma, Inc.は10月15日、「Config India」で、コードで動く試作品を共同編集する「コードレイヤー」のオープンベータ提供開始を発表しました。仕様を共有する「Figma Specs」やコンテンツ管理機能の統合も発表し、デザインから実装、公開後の更新までの支援を広げます。
「コードレイヤー」は、Figma Designのキャンバスに、実際に動くプロトタイプを置く機能です。デザインをコードに変換したり、GitHub上のコードを取り込んだりして、動作をチームで確認できます。全プランを対象に、オープンベータとして順次提供します。
新機能「Figma Specs」では、画面と結び付けて設計の意図や実装の仕様を記録できます。AIと外部ツールを接続する仕組み「MCP」を通じて、その情報を開発用のAIエージェントにも渡せます。Specsは有料プラン向けのオープンベータです。
さらに、AIでアプリなどをつくる「Figma Make」に、コンテンツ管理システム「Payload」を統合。コードを直接編集せずに文章などを更新できるようにします。10月15日の発表では、全プランを対象に数週間かけて展開するとしています。
WD Editor’s Eye|編集部の視点
動くプロトタイプと仕様をデザインと一緒に管理できれば、デザイナーと開発者の認識違いを減らす効果が期待できます。特に、画面の動きや設計の意図を言葉だけで説明しにくい場面で役立ちそうです。AIへの指示にも同じ情報を使える点が魅力です。
文:小平淳一