【コラム】動画マーケティングにおけるVTuber活用のメリット

今回は、5月21日にお披露目した「からあげクンVTuber」についてのお話です。制作を担当したCandee社の古岸和樹社長とは、2018年10月にTV番組で共演しており、そのご縁でVTuberを検討し、約半年でのデビューとなりました。弊社の大森、服部、岩立の3名が和気あいあいとコンセプト設計から撮影まで担当しています。その中でマーケティングにおけるVTuber活用のメリットをまとめました。

1. 他のVTuberや企業をつなぐブリッジになれる

これは私ではなく、古岸さんによる言葉です。VTuberは現在7,000人を突破しており、群雄割拠の様相です。ゲーム、音楽、飲料など、さまざまな業種の企業が参入しているので、VTuber同士をつなぎ、新たな価値が創造できたら面白いなと思います。そのうえで目指しているのが、からあげクンのアイドル化。VTuberはかわいい女の子ばかりなので、からあげクンVTuberは、かわいいペット的な存在になれるのでは…(まるっこいですし)。

2. 屋外ロケに強い

からあげクンはこれまで、東京ヤクルトスワローズのつば九郎さん、新日本プロレスの内藤哲也さんなどと一緒に、着ぐるみで10作ほどコラボ動画を撮影しています。着ぐるみを使った撮影にはスタジオが必要なため、屋外のロケに弱点がありました。今回、JAXAさんと「JAXA宇宙センター」での撮影を行っており、その際には、宇宙センターに大きな着ぐるみを持っていくという物理的な問題点がありました。それを解決してくれたのが、からあげクンVTuberです。キャラクターのデータを使えば、着ぐるみがなくても、撮影した場所の映像と組み合わせて、あたかもロケに行っているような動画がつくれます。

3. VTuber同士の撮影に強い

人気VTuberであるキズナアイちゃんとのコラボ動画を5月31日に公開しました。お互いVTuberの3Dデータを持つ2社で編集しあって完成した動画です。これまでは着ぐるみだけで声もありませんでしたが、VTuberという手段によって、バーチャル空間におけるキャラクターとのコラボレーションが行いづらかった課題を解決できました。今後も国内外の多くのVTuberとコラボしていけたらと思います。

ローソン公式YouTubeチャンネルでは、からあげクンVTuberの登場する動画を随時アップロードしており、JAXAさん、キズナアイちゃんとの動画も視聴できます。なにしろお披露目したばかりのVTuberのため、どれだけ売上効果を出してくれるのか未知数ですが、初速でのPR効果は想定以上でした。あとは、愛情をもって長く愛されるキャラクターとして育成していきたいと思います。

JAXAさん(上)、キズナアイちゃん(下)、それぞれと制作した、からあげクンVTuberのコラボレーション動画。今後もさまざまな企業やVTuberとコラボさせたいです

 

ナビゲーター:白井明子
(株)ローソン マーケティング本部 シニアマネジャー デジタルドリブンな取組の推進を担当。「Web人大賞」、日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー準大賞」受賞。ACC新事業検討委員会委員、法政大学イノベーションマネジメント研究センター客員研究員。http://www.lawson.co.jp/
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