企業の海外進出

訪日外国人観光客数が4,000万人を超えると予測される2020年。歴史上かつてないその規模に、いわゆる「インバウンド」ビジネスのチャンスが大きな広がりを見せています。一方、中国を中心とする東アジアを筆頭に、東南アジア、南西アジア、さらにはアメリカ、オーストラリアと、日本の周囲には「アウトバウンド」、つまり進出先となる市場が大きな成長を見せています。こうした内外のビジネスチャンスに、日本国内では大企業のみならず、中小の事業所が目を向けています。いわゆるITの力を活かすことで、大きな成功を掴み取る…そんな構図が見えてきていているからです。

そこで本章では、これまで海外相手のビジネスとは無縁だった企業担当者や小売店舗、飲食店などの担当者に向け、どうすれば商売を成り立たせ、自分たちの強みを活かせるのかをやさしく紐解いていきたいと思います。

なお、本特集の扉では、新しいビジネスに挑戦する小企業の姿をマンガで描いていきます。関連した解説も入れていきますので、こちらも参考にしていただければと思います。

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