【就活生 編】統計データで見る「よいWebサイト」判断のポイントとは?

利用するタイプや目的によって、Webサイトに求める内容は変わってきます。ここでは、さまざまな統計調査データをもとに、「Z世代」「就活生」「オンラインショップユーザー」「シニアユーザー」がそれぞれWebサイトのどんな点を評価しているのかを考えてみたいと思います。

なお、本記事は一般に公開されている統計データを引用して構成しています。データの中には公開されているデータの一部を取り上げているものもありますので詳細は元データを確認してください。また、小数点以下の桁数表記は引用元に準拠しているため、異なる場合があります。

目次

就活生が考える「よいWebサイト」のポイント

スマホを活用して企業の情報収集や研究を行う学生は、どんなWebサイトを「よい」と感じているのでしょうか。さまざまな角度からデータを見てみましょう。

Q.デザインや情報が古いことによる志望度への影響は?

就活生にとって、採用サイトに掲載されている情報の鮮度は極めて重要な要素です。古い情報を平気で掲載しているような企業に対しては、志望優先度が下がり、関心も失われてしまうのです。

【出典】【2025年卒】採用ホームページに関する調査 株式会社キャリタス(2024年)

Q.企業の採用サイトで残念に感じるポイントは何ですか?

「知りたい」と思っている情報を曖昧にごまかして掲載する企業のことを、就活生は「残念な企業」に分類します。要注意です。

【出典】求職者の視点から見た「採用サイト」の重要性と課題 QUERY(2024年)

Q.企業によい印象を持った理由は?

ここで紹介している就活生のコメントからもわかるように、勤務経験のない学生が大事にしているのは、給与などの具体的な情報だけではなく、社会人生活をイメージさせてくれるような内容です。必要なのは、ビジュアルや図版などによる見せ方の工夫です。

【出典】【2025年卒】採用ホームページに関する調査 株式会社キャリタス(2024年)

Q.企業から提示されると志望度が上がるキャリアパスは?

成長の機械や将来のライフイベントにまつわるものが大半の就活生に人気の言葉は、ポジティブな反応を生み出します。しっかりと組み込みたいものです。

【出典】マイナビキャリアリサーチラボ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動実態調査(2024年8月)

文 : 小泉森弥 ※本記事は「Web Designing 2024年12月号」に掲載された内容を再構成して公開しています。

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