株式会社ニードのワークスタイル
業務体制|
クライアントが持つ課題の本質を見抜き理に適った最善策を一緒に探し出していく
ニードが心がける「クライアントから“気軽に相談したくなる”スタンス」は、実務ではどういう形で発揮されるのでしょうか? ここではクライアントが「ランディングページ(以下LP)をつくってほしい」という依頼をした場合を想定して考えてみましょう。
「最初に、丁寧に相談内容の源を探ります。『LPをつくること』が最善の解決策であれば、必ず納得できる理由や根拠があるはずだからです。『この案件で、本当にLPが必要なのか?』を深掘りするわけです」(アートディレクター・齋藤達彦さん)
すると、LPを用意するのではなく、他の解決策を提示すべきという選択肢が見えてくることがあります。例えば、LPで伝えたい自社サービスについて、そもそも社内で方向性が定まっていなければ、「つくる前に、社内で共通認識を持っておくことが大切です」という判断をクライアントに伝えます。納得が得られれば、経営層や開発者、営業部門など異なる立場の人たちへのヒアリングを行い、共通の方向性をクライアントと一緒に見出していくというわけです。
「当初の要望(LP)と違う提案をして、クライアント側の担当者さまが納得できても、“社内で通せない”状況が出てきたとします。その際は、先方の社内で稟議を通すために、担当者の方と一緒に社内説明用の資料をつくり、社内を説得するためにできることをともに考えて、最適な解決策に向けた行動を取るようにします」(栗谷さん)
クライアントからの要望(例)
リニューアルした自社サービスのランディングページ(LP)をつくってほしい

相談に乗り続けた結果、実際に何もつくらずに済んだ過去もあったそうです。
「たとえニードに見返りがなくても、クライアントにとって最善なことを提案したい。『気軽に相談してほしい』とは、そういう意味を含んでいます。モヤモヤしていて悩みはあるけれど、相手にうまく伝える自信がない。そのときは、もどかしくて不安な状態のままに、ご遠慮なくニードに声をかけてほしいのです。きっと解決に向けた一歩を、私たちと一緒に見つけることができるはずです」(飯島さん)
自社事業|
クラフトビール(EC事業)や飲食店経営なども積極的に展開
一般的なWeb制作会社とニードの明確な違いが、受託案件であるWeb制作以外の自社事業も継続的に手がけていること。ニードは2012年から、クラフトビールの通信販売事業(EC事業)を開始したほか、カフェ&バーの一号店を東京・渋谷にオープンし、飲食店経営もスタートしました(現在は、ニード本社近くの東京都中央区佃に飲食店「anata」を運営中)。
「受託中心のプロダクション業務では得られない、自社事業だからこその経験を培う機会になっています。10年以上、私たちが蓄積した知見が強みとなって、通販事業や飲食店経営の問い合わせにも説得力を持って対応しています」(山岸さん)

海外展開|
成長著しい東南アジアに進出!ベトナムに子会社「vinanide」を設立
経済発展が著しいASEAN(東南アジア諸国連合)での新たなビジネス拠点づくりを模索していたニードは、2024年、ベトナム・ホーチミン市に「vinanide(ヴィナニード)」を設立。日系企業やローカル企業へのブランディングおよびマーケティングの支援業務を中心に、戦略立案から実行・実装までを一貫して手がけています。
「デザインを中心としたニードの知見を生かして、活況を迎えるベトナムのビジネス市場でも力を発揮したいと考えています。すでに日系企業を中心に多くのご相談をいただいており、販促物のデザインや店舗改装、展示会出店などのブランディング支援を行っています」(飯島さん)


vinanide https://vinanide.com/
Text:遠藤義浩 Photo:五味茂雄 企画協力:株式会社ニード
※本記事は株式会社ニードとのタイアップです。
