【オンラインショップユーザー 編】統計データで見る「よいWebサイト」判断のポイントとは?
利用するタイプや目的によって、Webサイトに求める内容は変わってきます。ここでは、さまざまな統計調査データをもとに、「Z世代」「就活生」「オンラインショップユーザー」「シニアユーザー」がそれぞれWebサイトのどんな点を評価しているのかを考えてみたいと思います。
なお、本記事は一般に公開されている統計データを引用して構成しています。データの中には公開されているデータの一部を取り上げているものもありますので詳細は元データを確認してください。また、小数点以下の桁数表記は引用元に準拠しているため、異なる場合があります。
目次
オンラインショップユーザーが考える「よいWebサイト」のポイント
市場の成長とともに、進化と拡大を続けるオンラインショッピング市場。激しい競争が繰り広げられていますが、その一方でユーザーはどのような点を重視しているのでしょうか。
Q.あなたは普段、どんな時にインターネット通販を利用しますか?(前年比で伸び率の高いものを掲載)

この調査は日用消費財のEC平均購買金額が前年から1万円以上伸びた人を対象としたもの。「定期的に買いたい商品」や「重たい商品」などへのニーズが高まっていることが見えてきます。
Q.EC通販ですごいと感じたサービス・機能

目立つのは「パーソライズ」「カスタマイズ」といったキーワード。一人ひとりの好みや状況にあわせた機能への期待は高まっています。
Q.お問合わせフォームやEmailで連絡後、いつまでに返事が欲しいですか?

問い合わせが商談のスタートになるケースがあるなど、BtoCとは異なる商流やニーズのあるBtoBサイト。迅速な反応こそが商売の基本となりそうです。
Q.製造プロセスや情報を公開している(透明性のある) ブランド・商品を選びたい」と答えた人の割合

Z世代の特徴と重なりますが、今後の消費の中心となる若い世代は、製造プロセスなどの情報を公開している、フェアで透明性のあるブランドや商品を積極的に選ぶ傾向にあります。
※Z世代:15〜25歳、Y世代:26〜41歳、X世代:42歳〜59歳
文 : 小泉森弥 ※本記事は「Web Designing 2024年12月号」に掲載された内容を再構成して公開しています。
