国産オープンソースCMS「baserCMS」、AIエージェントから直接操作できる機能を搭載

NPO法人 ベーサー・ファウンデーション事務局(所在地:福岡県福岡市/理事長:江頭 竜二)は、国産オープンソースCMS「baserCMS」に対し、開発や運営を支援しています。このたび、2026年8月27日に「baserCMS」の最新版 5.4.0 を公開したことをお知らせします。

今回の最大の特徴は、ClaudeやChatGPT などのAIエージェントから、baserCMS のサイトを直接操作できるようになったことです。チャット画面で「Newsブログに新製品の記事を追加して」と話しかけるだけで、記事ができあがります。

あわせて、株式会社ディーゼロが開発するブロックエディタ「BurgerEditor」を標準搭載しました。HTML の知識がなくても、ブロックを積み上げる感覚でページをつくれます。

「AIに任せる」
「自分で作るが、HTML は書かない」
baserCMSでのWebサイト更新に、2つの新しい選択肢が加わりました。

目次

AIエージェント連携

管理画面を開かずに、サイト更新が可能に

これまで、baserCMSのコンテンツ更新には管理画面へのログインが必要でした。baserCMS 5.4.0 では、使い慣れたAIのチャット画面がそのまま更新画面になります

たとえば、次のような指示が可能です。

  • 「News」というブログに「AIの未来について」というタイトルで記事を作成して
  • 会社概要の固定ページを作って、事業内容の説明を入れて
  • 先月書いた記事のタイトルを、もう少しわかりやすく直して

baserCMSにおける、固定ページ・ブログ・カスタムコンテンツについて、取得・作成・編集・削除に対応しています。

特定のAIサービスに縛られない

この機能は、MCP(Model Context Protocol)という標準規格に沿って実装しています。MCPは、AIエージェントと外部サービスをつなぐための共通仕様です。

特定のサービスに依存しないため、Claude・ChatGPT・Visual Studio Codeなど、MCP に対応したクライアントであれば同じ仕組みで接続できます。将来登場する新しいAIサービスにも、規格に対応していれば対応可能です

管理画面と同じ権限で運用可能

AIエージェントは、連携を許可したユーザーの権限で動作します。認証には OAuth 2.1 を用い、管理画面でできない操作は、AIエージェントからもできません

ユーザー権限によって、「ブログの更新だけを許可する」といった既存の権限設計がそのまま適用することも可能です。AIに任せる範囲を、組織のルールに合わせて制御できます。

ブロックエディタ「BurgerEditor」を標準搭載

HTML を書かずに、崩れないページをつくる

株式会社ディーゼロが開発するブロックエディタ「BurgerEditor」を、コアプラグインとして標準搭載しました。

BurgerEditor は、ブロックを積み上げるようにページを組み立てるエディタです。写真とテキストを並べる、ボタンを置く、Google マップや YouTube を埋め込む。こうした要素を、用意されたブロックを選ぶだけで作成できます。

株式会社ディーゼロが開発するブロックエディタ「BurgerEditor」を、コアプラグインとして標準搭載しました。

BurgerEditor は、ブロックを積み上げるようにページを組み立てるエディタです。写真とテキストを並べる、ボタンを置く、Google マップや YouTube を埋め込む。こうした要素を、用意されたブロックを選ぶだけで作成できます。


制作会社の提案・運用の幅を広げる

今回の2つの機能は、Webサイトの「納品後」の運用をより柔軟にします。

BurgerEditorにより、HTMLの知識がない担当者でもレイアウトを保ったまま更新でき、AIエージェント連携では、使い慣れたAIからコンテンツを更新できます。

クライアント自身で対応できる更新の幅が広がることで、制作会社はサイト改善やコンテンツ企画、機能拡張など、より専門性を活かした支援に注力でき、今まで以上に運用しやすいWebサイトを設計するための選択肢が増えることになります。

baserCMS は MIT ライセンスのオープンソースであり、ライセンス費用は発生しません。商用サイトでも自由に利用できます。

主な仕様

バージョン:baserCMS 5.4.0
公開日:2026年8月27日
ライセンス:MIT License
動作環境:PHP 8.1 以降
価格:無償

参考リンク

baserCMS 5.4.0 ダウンロード

AIエージェント連携の使い方

BurgerEditor の使い方

リリースノート

国産オープンソースCMS「baserCMS」について

baserCMS

2010年に開発者の江頭竜二によって国産のオープンソースCMSとしてリリース。国産のため、開発ドキュメントやヘルプなどがすべて日本語で制作されている。2020年には、30万ダウンロードを突破し、さまざまな企業や個人が運営するWebサイトにて利用されている。

baserCMS スポンサー企業:

株式会社ディーゼロ、株式会社キャッチアップ

baserCMS 支援サービス:

VADDY(株式会社ビットフォレスト)、Backlog(株式会社ヌーラボ)、イーベ!(株式会社フラッグシステム)、JET BRAINS

本記事に記載している情報は、発表日時点のものです。閲覧時点では、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

※本記事はNPO法人 ベーサーファウンデーションのプレスリリースをもとに作成しています。

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