
新人担当者のSNS奮闘記! Part2
「いいね!」の魔力….これってSNS中毒!?:5月24日
開始以来、1日3件の投稿を目指しています。最初の不安な気持ちは薄れ、だんだんフォロワーの反応が気になるくらいの心の余裕もでてきた気がします。
cMSを使って投稿予約をしているのですが、投稿カレンダーをチェックしていくうちに予約記事でカレンダーを埋めていくのが快感になってきました。気がつけば、一週間分の記事を今日一日で書き終えてしまいました。
SNS運営は順調ですが、投稿した記事の反応が気になって何度もチェックしたり、Insatgramのフォロー返しをしたり…。なんだか一日中そわそわして落ち着きません。そういえば、ほかの仕事もあまり進んでいないかも…。その弊害なのかこれまで見る専門だった個人アカウントへの投稿も増えている気がします。SNSの「いいね!」には人をトリコにする魔力があるなんて話もありますが、まさに今、私がその状態なのかも!?

カレンダーで投稿予約をチェックするのが日課に。予約数が少ないところがあると、ついつい埋めたくなってしまう
SNSの情熱が業務を圧迫:5月25日
一週間分の投稿予約はあるものの、無料公開中の記事の話題ばかりでワンパターンです。ここで記事のバリエーションを増やしたいところ。そこでスタッフに取材先での写真をお願いしました。
それからFacebookだとサムネイル画像が自動で決まってしまうことが気になります。せっかくなら一番良い写真を見せたい、Twitterでも画像付き投稿を増やしたいなど、これからの改善点が見えてきました。しかしその分の手間が増え、どんどん通常業務を圧迫していきます。


すべきか否か? エゴサーチは〝パンドラの箱〟:5月30日

さて、SNSアカウント運営に慣れてくると気になってくるのが『Web Designing』の評判です。知ってはいるけど、今まで手が出せなかった「エゴサーチ」。まさにSNS運営者にとってはパンドラの箱です…。
しかし、好奇心に負けてTwitterで関連ワードをいくつか検索してしまいました。その結果、見えてきたのはユーザーの本音です。4月から隔月刊化したため、従来の発売日である5月18日には「本屋で売っていない」というツイートをいくつか見かけました。このツイートにもっと早く気づけていたら…! ほかにも感想や意見など、ユーザーの本音を聞くことができました。この情報をうまく利用する方法については今後考えていかなくてはいけません。
エゴサーチを終えみると、なぜあんなに怖がっていたのか不思議なほど。実際は参考になることの方が多かったです。

エゴサーチをすると企業に対するユーザーの本音が見えてきます。こういった意見をすくいあげ、うまく活かすことは今後の課題です
あなたからの「いいね!」がほしくって:6月1日
毎日、手を変え品を変えつつ投稿しているのに、なかなか反応は返ってきません。どうしてでしょうか。もう万策尽きそうです。それに、スタッフにSNS用原稿と写真をお願いしたのですが、思うように集まりません。このままでは1日3投稿の目標が崩れてしまいます…。これはまずいです。
今、私の手元にあるもので使えそうなものは現在制作中の記事のイラストくらい。急いでイラストレーターに連絡し、掲載の許可をもらいました。今日はまこちゃんの紹介でお茶をにごすことにします。

6月3日
キャラクターの紹介記事に予想外の反応が返ってきました。「いいね!」がTwitterで6件、Facebookで26件もついたのです。正直驚いています! 役立つ情報を、炎上しませんように、でもバズも欲しい‥‥と、試行錯誤していたのですが、それは私が考えすぎだったのかもしれません。ようやく私自身が気負っていたことに気づきました。
とは言え、リーチを伸ばすには自分ひとりの力では限界があります。やはり拡散力のある人にみつけてもらわないと。または関係者の協力が必要不可欠でしょう。それはこの2週間の分析データを見ても明らかです。
リーチの件は置いておいたとしても、SNS担当の心構えとしては、無理をしないで素直な気持ちで投稿することが大切なのではないでしょうか。その姿勢が良い結果を生む。とくに炎上させないという意味では、この心構えが重要なのだと思います。

(株)サイバーエージェントへのタグを入れた記事(左上)、著者である塩谷舞氏からリツイートされた記事(下)はリーチが伸びました。編集部オリジナルとしては「まこちゃん」の紹介記事や取材中の写真に「いいね!」が多く集まっています