これから始めたい人のための「LINE@」徹底ガイド(5/5)

リッチメッセージを使った事例

有料プランに申し込むとリッチメッセージが利用できる(P068)。1タップしなくても、トークを開けばすぐに画像でメッセージを訴えることができるので、より多くの人に見てもらえる。

また、画像それぞれにリンクを入れられるので、たとえばイベントの案内を送信するときに、1枚の画像はWebサイトにリンク、もう1枚の画像は申し込みフォームにリンクといった目的別に使い分けることができる。

子ども服のブランド「BABYDOLL」は、リッチメッセージを使って夏のセールの情報を効果的に告知している。リンクをクリックすると公式サイトに誘導し、セール価格を確認できるようにしている。LINE@のリッチメッセージをチラシの表紙のような役割で活用し、Webサイトがチラシの中身になっているというわけだ(01)。

同社では、リッチメッセージを使ったLINEクーポンも配信している。これは画面をみせれば購入金額が10%オフになるというもの(01右)。LINEのクーポンは1タップ必要だったり、文字が小さいなど運用面で煩雑なところがあるが、この方式ならばわかりやすく運用もしやすい。

01 視覚に訴えるリッチメッセージを配信するほか、クーポンを活用。王冠マークとカラフルポップが特徴のBABYDOLLを中心に、ベビー・キッズをはじめ、親子で楽しめるペアアイテムを取り揃えていることを訴求する

 

リアル店舗への来店動機に

BABYDOLLのタイムラインは、SNSの担当者の名前を明記して、店員がおすすめするかのように新着アイテムや人気アイテムの紹介を行いながら、リアル店舗への来店動機につなげている(02)。同社の担当者によれば、直接店舗に立たないSNS担当者ではあるが、名前を出すことで顧客に顔が見えるコミュニケーションを目指しているということだ。

また、友だち数が20万人を突破した際には、記念として、抽選でトートバッグが当たるキャンペーンを友だち限定で実施していた(現在は終了)。このキャンペーンのお知らせもリッチメッセージで作成されており、タイムラインと友だち追加時の配信メッセージでもお知らせしていた。

同社では、LINE クリエイターズスタンプで「ベビドくん」も発売している(03)。LINE@では、公式アカウントのようにアカウントと結びついた形でスタンプを配信することはできないが、誰でもスタンプを作成・販売できる「クリエイターズスタンプ」のサービスを使うことで、LINE@での情報発信と相乗効果をあげることができる。

02 SNS担当者の名前を明記して配信
03 LINEスタンプの「ベビドくん」

 

自由に使える「プレーン」で生徒募集

LINE@のPRページには、クーポンのほかに、プロモーションなどに活用できる「プレーン」というタイプが用意されている。

日本宝飾クラフト学院では、このプレーンを使って生徒募集のお知らせを配信している。プレーンのトップには、割引キャンペーンと体験講座のお知らせそれぞれにリンクする、2つのボタンを用意している(04)。

04 日本宝飾クラフト学院のプレーンを使った事例。トークで割引や体験講座に触れつつ(上)、トップページに2つのボタンが用意されている(下)

 

Text:深谷歩
(株)深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援が得意。書籍、Webメディア、雑誌などでの執筆活動に加え、講演なども行う。http://officefukaya.com/
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